小さなプレゼント

ここ数日、小春日和が続き、昼間はそれなりに暖かい。
でもその分、朝夕の気温が下がってきて、冬が近いんだなーと思う。


今まで窓に結露なんて出来なかったのに、11月の声を聞いた頃から
窓ガラスに水滴がたまる様になった。
・・・おかげで毎朝、水滴の拭き取りという朝のシゴトがひとつ増えてしまった。
やれやれ、だ。


さて、昨日は用事に用事が重なり、時間刻みで動いた一日となった。
物凄く忙しい思いをしたけれど、徒歩での移動の折、そういえばこの近くに
春に友人たちと桜を見に来た小さな公園があったっけ…と思い出し
一緒にいた母に声をかけ、ちょっとだけ遠回りをして目的地に行くことにした。


あぁ! やっぱり綺麗な紅葉になっている!!!


太陽が出ているので、色づいた葉っぱたちが光に照らされキラキラしていた。
葉脈までもが透けて見える。
遠くから見ても、近くで葉を一枚一枚見ても、紅葉って美しいなぁ〜と思う。




大きな木の陰に低く茂っている気があり、紫色の小さな実をつけていた。
その中に、ハートの形の葉っぱを発見〜!
茂みの一部に陽だまりが出来ていて、こういうのもちょっとステキ。



平日の昼下がり。
誰もいない小さな公園。


どこか静かな静かな時間が流れている。
土の上を歩くなんて、久しぶりだ。
そして足の裏になにかが当たり、何だろう…?と思って見てみたら
「どんぐり」だった。


気をつけて地面を見てみると、ここにも!あ、あそこにも…
沢山のどんぐりがそこここにコロコロしている。


何となくしゃがんでひとつ・ふたつと拾い集めていたら
母まで 「随分大きなどんぐりだね」なんて言いながら、ひょいひょいと
拾っては手のひらにのせている。


本日の収穫。


家に戻って、小さなかごに入れてみた。
可愛いなぁ〜って思った。
秋の日の、素敵なプレゼントだった。