動きすぎた弊害

出先で、提出した書類に不備があった様で
「ご自宅の電話番号をご記入ください」と
用紙を付き返された。


今の時代、ひとり1台携帯を保持するのが
アタリマエの世の中になったから
自宅の電話番号・・・と言われても
すぐに思い出せなくなってきた。


引越しして電話番号の取り直しとなり
馴染みのあった局番ではなくなったことも
記憶していなかった要因ではあるのだけどね。


どうやら夫も同様らしい。


互いに相手が覚えているだろう・・・という思いがあり
「ねぇ、何番?」
「知らん・・・」
と、何とも頼りない会話が。


な〜んとなく、それぞれに草臥れて来て
己のことにも無関心になりつつある今日この頃。。。


ま、明後日くらいまで
食せる米があれば、なんとかなるか、なんて
笑えない冗談を言いつつ、夫は仕事に、私は家に。


先の保証がない今の世の中
頼れるものは仕事でも家族でもお金でもない、ということ
日に日に、身にしみて感じるようになってきた。


そんな時は、動かずに居るに限る。
全てのことに時があるのなら、ただじっと待つのみ、とね。