母がまた、鼻歌交じりで帰ってきた。 「この花、初めて見たのよぅ〜!」と、花のポットを持ってニコニコしている。 何本かの細い枝先に、小さめの花がいくつか咲いていた。 「さ、植えて来よ〜〜っと♪」と、日の沈んだバルコニーにいそいそと出て行く。 空い…
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