我が家のぶどうの木


5年前の7月。
夫が、とある記念に鉢植えのぶどうの木をもらってきた。



最初はピアノの上にちょこん…と置ける位の大きさだったけど
それでも粒の揃った巨峰の実が、一房だけ枝にしっかりとついていた。



時期が来て実が色づき、家族+友人達と数粒ずつ分けて味わったけど
木は小さくても巨峰は巨峰〜!
甘くて美味しかったワ〜〜〜〜。



収穫後、枝の刈り入れをして迎えた翌春2年目。。。
春の陽ざしに若枝と若葉がすくすく育ち
初夏にはぐんと大きくなったけれど
その年は全〜〜〜〜く花房が芽吹かなかった。
(・・・ぶどうって、そういうモン?)



ひょっとしてプランターでは無理なのかねぇ…と思いつつ
追肥をし、深めのプランターに植えかえた3年目。



途端、枝がぐんぐん成長し
夏の夕立や秋の台風にもまれながらも、秋には幾房かの実を収穫した。
・・・植物って、正直ダ。



自分の手で育てて収穫したものって、嬉しいね。
そのまま食すのもいいけれど、折角だから…と自家製ぶどう酒を作ってみた。
これはネ、今も大〜切に保存してあるよ。



翌4年目も、剪定後の枝は勢いよく伸びたけど
やはり花房は芽吹かず。。。。。



ぶどうって、1年おきの収穫じゃないわよね。
何かが足りないのかなぁ。
それとも樹木の大きさと養分との割合とかが、影響してるのかな。
本体に力を蓄える年と実がなる年が交互にあるのかしら。
何でかな〜ぁ。  Why〜? (@_@;)



そして5年目の今年。
あちこちから花芽が出てきて、なるほど…やっぱり1年おきかーと思った。



つるがちゃんと絡めるようにと支柱を何本か立てて
植物専用のピンチで枝を留め、水遣りも頑張ってるよ〜。



ところが昨日の昼間。
突然強風が吹き始め、雨混じりの悪天候が結構長い時間続いた。



かなりの風に煽られて、折角支柱に絡みついていた枝たちも
振りほどかれちゃったし
葉っぱたちもボコボコにダメージを受けてしまったぁ・・・。
あぁ〜〜〜〜〜〜〜(泣)



バルコニーに置いてある他の植物たちも
プランターをひっくり返されたり、花びらが吹き飛ばされたり
枝が折れたり…で、嵐ダネ。こりゃ。



こんな時、人間はど〜〜〜〜にも手出しは出来ない。
悲しいけれど、窓の内側から眺めているだけだ。



風雨がしっかり止んでから、掃除を兼ねて植物たちの立て直し作業〜。
ぶどうの木もそこそこ大きくなってしまったので
母とふたりがかりで「ヨッコイショ!」 とプランターを起こした。



なぎ倒し・・・もイイトコだ。
すっかり枝たちも地面に垂れ下がってしまい
傷つけないようにと、根元から丁寧に起こしながら
再び専用ピンチで支柱に括りつけ。



そして、はた!と気がついた。

根こそぎ浮き上がってしまった植物もあったし
バルコニーには、折れた枝なども無数に散らばっていたけれど
驚いたことに、ぶどうの木だけはどんな小さな枝も折れることなく
実も房も、しっかり枝に繋がっていた!
おぉ〜素晴らしいっ☆

  

ウチのバルコニー、なにげに風の通りが激しいみたいで
温室のようにはいかないけれど
環境は選べないので、植物たちよ、悪しからず〜ダ。
守られるものは守られるだろうし、育つものは育つからね^^



秋にはまた、沢山収穫出来るといいなぁ。