旅の思い出 : Winter of Seoul

それにしても、ソウルという街は何度行っても飽きることがない。
(と、私は思う・・・)



羽田からの定期便も就航したし
成田空港へも近くのバス停から発着する空港バスに乗れば
1時間半程度で到着する距離にあるので、私にとってはどっちも便利〜♪



考えてみれば、春も夏も秋も冬も・・・まんべんなく韓国を訪れる機会に恵まれ
幸せなことに、それぞれの四季の醍醐味を味わうことが出来たなぁ〜と思う。
(ま、お土産はいつもロッテマートで大量購入する歯ブラシだけどね:笑)



この前、携帯のデータフォルダーを整理していて
1年前に撮影したソウルのナイトイルミネーションの写真を見つけた。



旅行から帰ってきて、綺麗だったね〜と眺めたのも1、2回。
以来、一度も開くことはなく、すっかり忘れていたよ。
ヤレヤレ・・・だ。



去年の1月は、ソウルでもまれに見る大雪が降った日があり
市内の交通は完全にマヒ状態になった。
勿論、飛行機も離着陸に大きな支障をきたし
観光客の足にも相当な大打撃!を与えたそうな。。。



この写真は、大雪が降った日の翌々日。
高速バスターミナルビルの前の光景。



とりあえず、人の通るところは雪が避けてあったが
その脇には、小学校の校庭にある様な小高い山?(盛り土)の如く
雪がどど〜ん!と積み上げられていた。



ソウルの冬は、ホントに寒いのよ。
関東育ちの私には、それが結構コタエル。。。



室内はオンドルが完備されているので、薄着でも全く問題はないし
その床に、直に布団を敷けば温かく寝られるけれど(←熱過ぎる傾向アリ)
ひどい時には室内外の気温差が20〜30度位あるらしい。
ひぇ〜〜〜〜〜。



辛くて熱々のお鍋をいただきたくなるのも
凄〜〜〜〜〜くよくわかった。



高速バスターミナルビルの地下には、花屋さん(花問屋)が
ずらずらずら〜〜〜〜〜〜っと並んでいる。



母はいつもここで、花展の材料になりそうなものを
あれこれと物色するのが大好き。
日本ではなかなかお目にかかれないものもあり
ナンジャコリャ・・・?と思うものもあるけれど
ホント、韓国の方ってお花を贈り合うのが大好きみたい。



例えば、花屋さんの店先にこんな贈答用の花かごが、どど〜んと置いてある。



ピンクのばらと、こでまり。。。だ。
花かごの上には立て札の様なカードが突き刺さっていて
「愛する家族へ パパより」なんて書いてあり
日本人の私としては、読んでいるだけで気恥ずかしくなってしまう。



更にそのバスターミナルビルの上階には
切り花や観葉植物の仕入れ・販売をする
大きな花市場もあって、ここも一見の価値あり!だ。
一般観光客も立ち入れるので、花好きの方は是非是非、行ってみて!



良才(ヤンジェ)には、国営の花市場もあって
地下鉄良才駅からタクシーを利用すれば、すぐに行ける。



以前、母のお花の先生方と母を連れてこの花市場にも行ってみたけれど
間近に競り場まで見学することが出来て、面白かったワ。



温室の様なハウスが幾棟も並んでいて、屋内外には相当な商品が並んでいた。
気候の良い時期だったので、花や植物の数も豊富でたっぷり半日楽しんできた。



さて。
冬のソウルの風物詩・・・といえば、屋外スケートリンク
光化門付近に期間限定で設置されるみたいだけど
お国は変われど、やっぱりデートには最高のシチュエーションみたいね。



手荷物をコインロッカーに預け、靴を借りてリンクへ。。。
こちらは子供専用のリンク。



氷上バージョンのそりのようなものに乗り込み
子供たちは楽しそうに歓声を上げていた。



市庁舎方面に進んで行くと、オモロイマスコットが・・・。
これ、名前とかあるのかな。割とアチコチでみかけたような。。。




そして、こちらがハングルを創製した世宋(セジョン)大王の銅像



台座正面には「セジョンデワン(世宋大王)」と記されており
その側面にはハングルを構成する k n t r ・・・の子音が見える。
ぐるりと歩けば文字の構成要素が刻まれているのかも。



多目的広場に続く 「ヘチ広場」には、色とりどりのイルミネーション!



綺麗だったよー!とっても。



清渓川の起点には、音符が飛んでいるイルミが沢山〜♪
楽しいね〜〜〜^^



川を下っていくと、水しぶきをスクリーンにした光の映像があちらこちらにあった。
ただでさえ寒いソウルの冬の夜。。。
しぶきが顔にかかるたびに、ひゃー!と首をすくめてしまった。



屋外観光をメインにするならば、やっぱり気候のいい時期を選んだほうが
旅は楽だし楽しいと思うけど、シーズンオフに訪れても
それはそれで、普通の日常を垣間見る楽しみがある。



あ、そうそう。
ソウルの地下鉄駅で、こんなポスターも見つけたよ!



チョンダンソウル女性外科・・・だって。
(晴曇←チョンダンって、コレ・・・???)
乳房の専門センターって書いてある。
思いっきりピンクリボンだったので、条件反射で一枚撮影〜。
院長先生の名前は、キム スジン氏だそうな。ほほぅ。



美容整形があれだけ流行し、国民もその価値観を受け入れているのだから
乳がんになったとて、乳房再建などの需要もそれなりに高いのだろうな―と思った。



今はまだ、ドッタドタのバッタバタ・・・だけど
生活が少し落ち着いてきたら、母を連れてまた数日
是非、ソウルに飛んでみたいものである。