M8.8

国内観測史上最大の地震を体験した。
在住地も最大震度6弱だった。



幸い、マンションの地盤がかなり強固らしく
またマンションそのものもしっかりとした建物なので
揺れは凄かったけれど被害はほとんど受けなかった。



母の普段の備えが功を奏し、私の友人も遊びに来ていたが
みんなで一緒に居たことで更に心強く
じっと動かずにTVと小玉電気ををつけて、今夜は休むことにした。



母は、すぐに 「これを被りなさい!」と頭巾を持って来て
自分もすっぽり被り、固定電話と携帯電話を手に持ちながら
イザ!という時のために、持ち物と食料、飲み水などを手元に集め始めた。



全く、大したものだ。



しかし夜になっても余震が止まらず、小刻みに揺れ揺れ〜である。
宮城では相当な被害が出ている。
大切な友人・知人が住んでいるので、連絡が取れないことが物凄く気になるが
絶対に神様が守って下さるはず!と信じるのみ。



父や母の実家がある山形も、全域で停電しているみたいで
身内が居ると思うと気が気ではなかったが
夜遅くにやっと電話が通じて、元気であることが確認できて、ホッとした。



首都圏では交通網が大打撃を受け、夫は職場のある新宿から歩いて
さいたまの自宅に向かっている。



途中、要所要所で時間を見ながら定期的にメールが入ってきた。
歩き始めて6時間が経った頃、とうとう東京都を抜けて埼玉県に入った!



この頃、夫は凄い。
父の葬儀の時も思ったけれど、やる時はやる人なのだ。
やっぱり、男性なんだなーと思った。



勿論、携帯電話の通話は通じない。
メールもセンター預かりだったが、何通か送った。
パソコンを立ち上げたら、ネットが通じたのでそこからメールをした。



深夜2時頃には、自宅に到着する予定だという。
今回の体験も、それぞれにとって後に大きな力となることを確信した。



日本が丸ごと大変なことになっているけれど、早く夜が明けて欲しい。
明日は晴れますように!