実用的な「お土産」


「へぇ〜こういうお土産もいいね」と
友人達が笑いながら言ってくれると
何だかいつも嬉しくなってしまう。


旅に出て、その土地の名産や名物を
自分や家族・友人知人たちのために
あれこれと買ってくるのも楽しいが
国内・海外問わずまずはスーパーに行き
ウロウロと見て回るのが
旅の楽しみのひとつになっている。


時間と距離に支障のない範囲なら
市場などにも足をのばす。


仙台の朝市(…といっても、夕方までやってたけど)は、いつ行っても面白い。
何しろ、新鮮な野菜や果物・海産物などが、信じられないほど安いのだ!
朝採りの夏野菜などを沢山買って、お店の人から空き箱をもらい
あれこれと詰め込んで、新幹線に乗って持ち帰ってくる。


“R”の付く月には、ひと山6個で500円の殻付き牡蠣を2千円分買って
発泡スチロールの箱に入れ、よっこいしょ!と持ち帰る。
やまびこ号に乗れば1時間半で家についてしまうからね。


そうそう、母を連れて海外に行くと、ビックリするものを買ってくる。
ハワイのRoss Dress For Lessでは、薄くて軽い掛け布団とベッドカバーを
ソウルのロッテマートでは、ド派手な模様の布団一式を買ってきた。


持ち帰ることを思っただけでも、私は二の足を踏んでしまうが
どちらもSale の時期に加えて、更なる割引もしてもらえたので
母は喜んで買ってしまった。


ホテルの部屋で自分の体重を重しにし、プッシュ〜と袋の空気を抜いて
持参した小ぶりなスーツケースに、ギュギュ!っと丸ごと押しこんでしまう。
空港で「開けて下さい」って言われたら、たまらんだろう〜って思うけど
そんなことはお構いなしだ。


今年は、趣味でやっている生け花に使うとかで、細長ーいオレンジ色の花瓶を
ソウルの高速バスターミナルの地下街で見つけ、それだけひとつ抱えて帰ってきた。


私は韓国に行けば、絶対にまとめ買いするものがある。
それは・・・「歯ブラシ」。
珍しい歯磨き粉もあれば、それも一緒に買ってくる。


韓国の歯ブラシはヘッドが少し大きめだけど、毛先が極細なので
細かいところまで結構すっきり磨けてしまう。
3度3度、あれだけ大量にキムチを口にしていれば…と、妙に納得してしまった。
その国の食生活に合ったものが、きちんと開発されていくんだなぁ〜。


以来、ソウルと聞けば私の中では「歯ブラシ」が真っ先に浮かんで来て
使って良かったものは、どうしても友人たちにも勧めてみたくなる。
で、何となく種類を変えて30〜40本ほど、まとめ買いをしてしまう。


あげたり使ったりで、半年経ったら「在庫」が5本になってしまい
そろそろ買い出しに行きたいなぁ〜と考えてしまうが
時間と先立つモノが揃わないことには、どうにも…こうにも…。


在庫切れになる前に、なんとかしたいものである。


   *私のスーツケースの中を、初公開〜〜〜〜!
    前々回のソウルの旅で、日本に帰る日の朝に撮ったもの。
    往路はスッカスカだけど、復路は隙間なくきっちり詰め込んでくる。
    この中には小分けしたキムチも10袋入ってます^^


     大量に買った歯ブラシ
コチュジャン       ↓   全形の韓国のり↓

↑バルコニー用に買った浴室サンダル