それぞれの猛暑


連日続く猛暑には、正直もう
うんざり〜〜〜である。


今日はまた、一段と蒸し暑く
陽ざしも「暑い」というより
肌に刺さって痛かった。


帰宅して、閉めきっていた窓を開け
空気の入れ替えを試みたが
階下の食堂の室外機が
思いっきり熱風をかき回していて
かえって室温が上昇した。
あ〜〜〜〜〜〜〜〜ぁ。


バルコニーでは蝉が一匹、あおむけにひっくり返って動かない。
ちょこん、と突っついたら、「…じ!」と鳴いた。
あ、生きてたんだ。。。


慌てて起こして、そばのプランターにとまらせようとしたが
そこには草木の緑と同化して、物凄く大きなバッタが潜んでいた。
あ〜、ビックリ!
それにしてもマンションの7階まで、両者ともよく飛んできたなと思う。


夏野菜の木々たちも、この猛暑にはすっかり元気をなくしている。
直射日光にさらされ続けているので、ダメージも大きいのだろう。


ミニトマトなど、ぽつりぽつりと赤くなり損ねた実がついているだけだし
きゅうりも育たずに、黄色く変色してそのまま落ちてしまう。
なすや水ナスの実も、随分とかわいらしい大きさにとどまり
山形の「一口なす」の様に、勝手に品種改良と化してしまった。


その隣には、いつの間にか2mほどに伸びたコスモスが花芽をつけていて
確実に季節は秋を迎える準備に入っているのだなぁ〜と思った。



ぶどうの実も、一粒一粒
少しずつだが、昨日より今日…と
確実に色がついてきている。


今夜も家事が全部終わったら
バルコニーの掃除と
植物たちの水かけをしよう。


暑い暑いと言っていても
遠からず涼しい風も
ちゃんと吹いてくるんだろうな。


夜も鳴き続ける蝉の声に混じり
チチチ…と響く虫の音を聞いた。