立ち止まって思うこと


今日は夕方からいきなり天気が急変した。
あっという間に雲が空を覆い
黄色と茶色をMIXした様な怪しげな色になってビックリ!
遠くに雷鳴が響き、稲妻が光り、その余波を受けて雨まで降ってきた。


一旦は帰り仕度をしたものの、少し様子を見てからにしようと思い
肩から提げたバッグを置き、もう一度、椅子に座りなおす。
予定時間の2時間遅れで帰路についた。


途中で夫からの電話。 「もう家に着いたよー」
あららららら。。。


夕飯のメニューもまだ何も考えていないし、買い物もしていない。
昨夜は実家に泊まってしまったので、きっと家の中も汚れているだろう。
掃除もしたいし、そうそう、洗濯物も溜まっているかな…と
いろいろ考えていると、気持ちがくたびれてくる。


一日中動き回り、帰宅しても座る時間などほとんどない。
おかげで自然にダイエット?は出来ている様だが
夫の顔を見ると、いつもよりため息が多くなりそうな気がした。


途中、大きな交差点で信号が青になるのをボ〜〜っと待っていた時
ビルの上の方からコーラスの様な歌声が聞こえてきた。
ん〜?と思って耳を済ますと、知っている曲を歌っている。
♪Oh,Happy Day あぁ!ゴスペルだ。


私も社会人になった年から知人に誘われて、合唱の世界に飛び込んだが
天使にラブソングを』や『親分はイエス様』の映画が大流行した頃に
縁あって地元のゴスペル講習会に参加したことがある。


一般的なクラシック系の合唱とはまた一味違って
あのときに体験した「ゴスペルコーラス」は本当に面白かった。
コーラス以外にも学ぶものがとても多くて
こういう世界もあったのね。。。と毎回、感動の嵐だった。
(何より、講師の先生が超〜〜〜美人だったし^^♪)


そういえば、夫との出会いも「合唱」を通してだったっけ。
彼は今、ポップスコーラスの集まりに返り咲き、来春の演奏会に向けて
せっせとレッスンを重ねている。
その団体は、毎年「24時間TV」のサライのバックコーラスをやっているが
以前は私にもお声がかかり、夫と一緒に何度か武道館にも足を運んだ。


今年は、はるな愛ちゃんがランナーかぁ。
いいな、夫は間近でゴールを見られるんだー。
今は日常が忙しすぎて、私はコーラスや歌どころの生活じゃないけれど
「懐かしいなぁ〜〜〜〜〜」なんて考えていたら、目の前の青信号が点滅している!


いやいやいやいや・・・。
思い出の世界にトリップしてしまい、信号を渡り損ねるところだった。
早く帰らないと、夫がお腹をすかせて待っている。


と、そこに電話が。 夫からだ。
「これから一緒に買い物行こうか。
この時間なら、スーパーの惣菜とか安くなってんじゃないかな。
あ、それとも駅前の中華屋でラーメン食べて帰る?
・・・なんか疲れているみたいだからサ」


素直に「ありがたい」、と思った。