ささやかな楽しみ


全く見事なものである。
自ずと「食物」から「植物」と化したさつまいもが
水耕栽培?で順調につるを伸ばしている。


最初、野菜のストックケースの中にそれを見つけた時は
「だ、台所の芸術だ〜!」と、結構タマゲタものだが
今はひらすらその成長に、日々「うわ〜〜!」と驚かされ
もはや、観葉植物のポトス状態に涼しげな風格を表わしてきた。


あまりにもつるの伸びが早いので、カウンターの上でとぐろを巻く様になり
このままでは「ジャックと豆の木」ならぬ、「母といものつる」になってしまう。。。
先日、とうとう母はその中の数本を途中で「チョッキン!」とカットし
バルコニーのプランターに植え付けをした。


「秋にはイモ掘りが出来るかな〜♪」なんて鼻歌交じりに水かけをしているが
・・・時期的に、それは無理だと思う。立秋も過ぎちゃったしネ。


しかし、侮るなかれ!
その植えつけられた「屋外組」もまた、灼熱の太陽の光を浴びて
物凄い勢いで成長してきた。

あっという間に、
葉が私の手の平ほどの
大きさに育っていた。


この生命力も
なかなか大したものだ。
もしかしたらホントに…
極小サイズのお芋でも
収穫出来ちゃうかも。


トトロ、来てくれないかなぁ。
「ん〜〜〜〜っ、バ!」と
手を広げてもらいたいものだ。