楽しいお酒


今日も暑〜〜〜い
あっつい一日だった。


残暑も当分引きずりそうだし
快適な秋も短いみたいだし。


将来、日本に夏と冬しか
季節がなくなったら
どうするんだろ。。。なんて
まじめに考えてしまう。


…そしたら、四季ならぬ「ニ季」?
Vivaldiが、たまげるだろな。


さて、昨夜はたまたま新宿方面に出向く用事があったので、ついでに…と
新大久保に立ち寄ってきた。


以前、コリアンタウンの惣菜屋で片っ端からキムチを試食していた時
「アニョハセヨ〜。おねえさん、コレコレ、このにんにくキムチ美味しいネ。
私たち毎日食べる。夏バテしなぁ〜い。7・8粒食べると体にいいネー」と
お店のオバチャンに積極的に勧められ、コレがホントにマシッソヨ〜!だったので
沢山買ってきたことがある。


やっぱり猛暑の時こそアレを食べなきゃ〜と思い
途中で夫と待ち合わせ、彼が持っているお店の「スタンプカード」を受け取って
1キロ入りの袋をひとつと、200g入りのパックをふたつ
ついでに白菜のキムチを1キロ買ってきた。


夫も帰り仕度だったが 「アノサ、今夜は、職場の人と飲んで帰る〜」と
実に珍しいことを口にした(←彼は全くの下戸で、お酒は一滴も飲めない)。
一瞬、へぇ?って思ったけれど、たまには私も思いっきり韓国料理が食べたいし
食材も欲しいし〜と思い、「あ、そ。じゃ〜ね〜」とその場でバイバイした。
さ〜〜〜〜〜、ドコ行こう^^♪ 今夜は自由だ、うっひっひ。


職安通りにある韓国食材のスーパーにも、ちょこっと足を伸ばしたら
たまたまチャメがひとつ100円で売っていたので、これも5個ばかり買ってきた。
韓国のりもSale Saleで安い安い! チヂミの粉も200円でおつりが来る。
干しだらも、えごまの葉も欲しい。辛ラーメンなんて一袋58円だ。


途中で、くるみとあんこが入った焼き菓子を買い(←これがまたすんごく美味!)
夕飯、何食べて帰ろうかなぁ〜と食堂のメニューを眺めながら歩いていたら
携帯が鳴った。・・・夫だ。


はいよ〜、と出たら「あのサ、これからコッチ来る?」と言う。
さっき夫にちょこっと会った時、彼の後ろに職場の方がいて
「奥さん、見ちゃった〜!」という話になったらしい。


「どこにいるの?」の問いに、返ってきた店の名を聞いて涎が出そうになった。
・・・う、う、う。。。前から行きたかった店だぁ〜〜〜。
でも、化粧もしてないし、すぐに帰るつもりだったので私はサンダル履きだ。
「…奥さんに、会いたいんだって」と、夫のちょっと複雑な声。


職場の飲み会に職員の家族が同席すると、気を遣うのでは…と思ったが
ちょこっとだけ、お邪魔することにした。
案内された席の正面には、若い女性職員の方がふたり並んで座っていた。


「はじめまして〜〜〜」と互いに挨拶を交わし、乾杯をしたが
夫の言動で職場の皆さんに迷惑をかけてやしないかと、ヒヤヒヤしてしまう。
「あ、大丈夫ですぅ。いつも仕事のことでは助けてもらってますぅ」と
とびきりの笑顔を向けて答えてくれた。


私もかつてОLをしていた時は、上司に誘われて結構飲み屋に繰り出したものだ。
そして、アフター5の席では随分といろいろなことを学んだ。
それが仕事に直結したり、スムーズにことを運ばせる秘訣に繋がることを知り
「会社が教えてくれないこと」は、業務時間外にアリ!と実感した。


何だかそうした席に私がいても大丈夫かな…と思ったけれど
お酒が入れば凄く楽しくなっちゃって、気がつけば3時間〜!
沢山笑って、沢山話しをした。メルアドも交換した。


昨日は夫の職場のエアコンが、突然壊れてしまったらしく
職員もお客様も、昼過ぎから相〜当〜悲惨な目に遭ったらしい。
夫の口を通すとちょっとばかり嘘っぽく聞こえて、ふぅ〜んで終わってしまうが
なぜか女性職員さんたちの話には、ふむふむ…と聞き入ってしまう。


都心のビル内のオフィスの窓は、自由に開閉することが出来ないので
閉め切り状態のまま、時間と共に確実に上昇していく室温に必死に耐えたらしい。
勿論、扇風機などない。リアル我慢大会だったんだね。。。


各自、団扇を手に手に 「何とか終業時間まで頑張った」そうだが
シャレ抜きで、みんな熱中症の餌食にならずによかったねぇ、と思った。


ドリンク片手に 「明日も直るかどうか、わかりませんよねぇ〜」と言う女性職員に
「そしたらサ、ビキニ着て仕事するんだよね?」と笑いながら夫が言葉をかえす。。。


その姿にかつての私の上司の姿が重なり、彼もオヤジになったなぁと思ったけれど
女性職員がビキニなら、夫は間違いなく相撲のまわしだろう。
(そんな職場も見てみたい気もするが…:笑)
「今日の記念に」と撮った写真を見て、どこか引き締まっている夫の表情に
ナルホド…職場の顔ね、を実感した。


折角なので、夫のオフの姿も披露しようと
彼がトイレに行っている間
私の携帯に撮りためた夫の写真をこっそり彼女らに公表し
うっふっふ…と密かに笑いあった。
あー「女子飲み」は、超〜〜〜〜〜楽し♪と、しみじみ思った夜であった。