スイーツとショットグラス


ジャジャ〜〜ン♪


今日はSF在住の友人から
ステキな小包が届いた。
何だろね、とワクワクしながら
箱のふたを開けてみると
・・・・・・・・・・・!


お菓子だぁ〜〜〜\(^0^)/


しかも、母の好物ばかりが
ぎっちりと詰まっている。
「嬉しいなー」と母は大喜び。


ビスケットが壊れないようにと、ちゃんとエアの入った保護シートまで巻かれ
箱の大きさに合わせて、お菓子の小箱たちがまるでパズルの様に
きちんと隙間なく詰められていた。


そしてその箱の中央には、ショットグラスがひとつ
更に厳重に紙にくるまれて、ちょこんと納まっていた。
一番振動がかからない場所に、置いてくれたのだろう。


これは、母が旅行に行った時など 「記念に…」と土地のものをひとつずつ
買い集めていることを知り、彼女たちはそれを覚えていてくれたのだ。
そうした細かな気配りに、心がほわぁ〜んと温かくなった。


アメリカは飛行機を使っても、なかなか簡単には行けないけれど
ふとした時、何だか彼女たちがいつも近くに居るような感覚になってしまう。
今の時代はメールやネットがあるから、住んでいる距離は離れていても
どこか「親しい」という思いは繋がっているんだね。


英語で書かれた送付元と送り先の住所を見て、当り前だけど
あぁ、やっぱり国際郵便なんだなぁ〜と、不思議な思いになった。


そして、連日のこの暑さに加えて、介護・介護…に追われている生活なので
母も私も少し疲れていた様だ。
病院から家に戻ってきてもお互いに口数は少なく、淡々と日常の家事を
分担制でこなしていくだけだ。


「…アノサ、ちょっと、お茶しよか〜」と、夜中に母が言う。
え!? 今から何か飲み食いしたら、確実に体重が…と思ったけれど
リビングのテーブルの上には、いただいたお菓子たちが並べられ
「どれ食べる〜?」と母の満面の笑み。


ま、たまにはいいか〜と、今夜は自分を最大限甘やかせた。
・・・でもね、私。お茶よりおチャケがいいんですけどぉ〜、と
早速、送っていただいたショットグラスで、ウィスキーをストレートでキュッ!
ウマイ・ウマイ・・ウマイ・・・^^♪


母は「ファイバー」のお菓子をポリポリ齧りながら、お茶を飲んでいる。
「これで明日の朝は、超〜スッキリかなぁ〜」なんて暢気なことを言いつつ
ひとりでゲラゲラ笑っているが、まるで母の方が酔っ払いみたいだ。


気がつけば夜の風は、それなりに涼しくなっている。
SFの気候はどうだろう、元気に過ごしているかなぁ〜。
2杯目のウィスキーを注ぎながら、そっと「ありがとう」って言ってみた。


今夜は結構飲んじゃったなぁ〜。