ぶどうの収穫


ホントによく育ったものだ、と思う。
プランター生活丸5年。


太陽の光と天からのシャワーは沢山浴びてきたけれど
肝心の土壌は天然ものの大地にあらず・・・。
手荒な植え替え時に肥料を十分に混ぜ込むが、あとは通常の水やりだけで
それでも今年は、こんなに沢山実を結んでくれた。


うっほっほ〜〜〜〜〜。


色づきが例年より遅かったので、こちらも油断していたのだけれど
とうとう 「ギエ〜〜〜!」という奇声をあげて、鳥たちが襲撃にやってきた。
以前ブルーベリーを狙ってやってきた時は、散々な目にあった彼らゆえ
リベンジに今度はぶどうをターゲットにしたらしい。
(その時の記事は、コチラ


鳥たちについばまれたらタイヘンだ。。。
まだ青いものはそのままにして、色づいたものだけを選び
涼しい時間を選んで刈り取ることにした。



摘み取ってみたら
水切りかごにひとつ分あった。
おぉ〜、そこそこの量はある。


考えてみれば
初めはたった一粒の種から。
それが数年後には
何十倍・何百倍…と増える。


これって結構凄いことだよネと
ちょっと心がワクワクだ。
自分で蒔いたわけではないけれど
実ったものを沢山刈り取っている。



ひと粒ひと粒丁寧に水洗いをし、いく粒かはそのままいただいたけれど
今年は 「自家製ぶどう酒を作りましょプロジェクト」が始動しているので
そちらがメイン。もっともっと・・・量は必要なのよね。


・・・それにしても、だ。ぶどうを摘みに行って気がついたのだけれど
既に随分完熟した実があったみたいで、なぜか隣のプランターの土の上には
中身のない、干からびたぶどうの皮たちがいくつもあった。


なんでかな???って思っていたら、母がひょっこりやってきて
「あら、水かけしながら毎日ちょっとずつ食べてたのに摘んじゃうのぉ?」って
はいぃぃぃ〜〜〜〜〜???だ。
しかも 「相〜〜〜当〜〜〜甘くておいしかったわよ」なんて言っている。
(私は量が熟すまで、じっと我慢してたんだぞぅー!)


腕組みしながら「今年のぶどうはなかなか色づかないナ〜」って思っていたけど
どうりで・・・だ。
無農薬の完熟果実を、産地直送〜どころか産地直結!で味わっていたのだから
そりゃあ、お味は最高〜〜〜〜\^0^/ だろう。


母曰く 「皮も肥料になるから、土の上に捨てといたのよ〜」だそうだ。
こりゃ、ポリフェノールをたっぷり含んだ 「にら」達が元気に育ちそうー。


さて。
早速、果実酒用のお酒を買ってきて、自家製ぶどう酒2010年版の
第一号を漬けてみた。
一昨年造ったぶどう酒も、なかなかいい出来で今も大事にいただいている。
漬けこんだぶどうたちにもしっかりお酒が染み込んでいて
来客時のちょっとした前菜として食卓に並べている。
(アルコールが苦手な方には、刺激が強すぎる前菜の様だが・・・)


ボジョレーなんてお洒落なことは、とてもとても無理な話だが
2011年の幕開けにふさわしい1月1日には、是非ともこのお酒で
「今年もよろしく〜」と乾杯したいものである。
一緒に味わいたい人が、沢山・・・いるなぁ〜^^