祝! 敬老の日^^

今日は敬老の日
全国的に祝日である。(But・・・主婦と介護にゃ休みなんてないのサ。ふっ。)


考えてみれば、母だって孫が何人かいてもおかしくない年齢だけど
超〜高齢化の昨今、60代なんてまだまだ「若いモノ」の部類に分類される様だ。
何しろ背筋ぴ〜〜〜〜ん!と69年(あらら、実年齢公開しちゃった:笑)
結構姿勢がいいので、実際はかなり若く見られる。


近場なら車を運転して、用事をこなしにビュンビュン出かけてしまうし
土いじりが大好きなので、あちこち巡っては「特価品」を買い求め
腐葉土をよっこらしょ!と担いで帰ってくる。


でも時折、膝の関節が「かくん」となるらしく
「おっかなくて駅の階段の昇り降りは、あんまりしたくない…」そうだ。
年々、人間も平等に年を取るから、自分の努力だけでは
どうにもならないことって沢山あるのよね。


買い物に出たついでに 「何か欲しいものある?」と聞いたら
なんで?と聞き返された。
「今日は敬老の日だから」と答えたら、ハロウィンのランタンの様な顔をされ
「まだ若いワイ!」とあっさり却下。


念のため 「いつもお世話になってるから」と言い変えたら
「あのね〜、欲しいものね〜、ユニクロで売ってる温かい下着とネ
履きやすいズボンと、長袖の黒いTシャツと持ちやすい鞄と、えっと…」と
出てくる出てくる。。。


大型ショッピングセンターの中をウロウロと歩き回り
散々試着もしてみたが、イマイチピンとくるものがなかったらしく
「下着は安いから、自分で買える」と自らレジに持って行き
あとは前から欲しがっていためだかを、Pet Shopで10匹200円で買った。


いろいろと欲するものはあっても、日々の生活の中で必要なものって
結局は既に揃っているんだな…って、改めて思う。


さて。私は燃費が良いのか悪いのかわからないが、身体の割には一度に沢山
食事を摂ることが出来ないので、ちょっと動くとすぐにお腹がすいてしまう。
朝もゆっくりだったが、12時の鐘の音を聞くと条件反射で
お腹がぐぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜っと鳴ってしまう。


「さっき食べたばっかりでしょ!」と言われたけれど
空腹では集中力が欠如して、運転出来ましぇ〜ん。
このままだとお家に帰れませんぞ〜と言い、出たついでに外食することにした。


店内には肉屋直轄の「とんかつ屋」があるので、たまにはお肉でも食べましょと
そこに入ってそれぞれ注文したが、ランチセットの量の多さにビックリ!
とても食べ切れる量ではなかったので、こっそりアジフライと海老フライは
持ち帰ってきた。(←肉屋直轄店に入ったのに、何故シーフードフライ?:笑)


せめて…と思ってここは私が支払ったが、1400円でお釣りが来たのだから
かなりリーズナブルなお値段だ。
うっほっほ。これで「敬老の日」のお祝いしたもんね^^


ところが。。。だ。


普段、私の胃腸はかなりの粗食?に慣らされているのか
たま〜〜〜〜〜にこうした贅沢をすると、急激にお腹が反応してしまう。
胃がきゅぅぅぅぅっと痛くなり 「お腹が痛くて運転できましぇ〜ん」と
帰路は母の運転で、私は助手席に座っておとなしく帰ってきた。


「全く。食わせても食わせなくても、ホントにうるさいヤツだ!」と
母はぶつぶつ文句を言いながら運転した。


・・・母の運転、コワイ。


買ってきた「めだか」たちも、一応はビニールに入っているが
揺れるたびにチャプチャプと水音がする。ゴメンネ、ごめんね〜ダ。


帰宅してすぐに胃腸薬を飲み、しばし布団の上にごろり。
「全くもう〜、ウチの若年寄はぁ!」と母が言う。
今日が 「敬老の日」で、ホントによかった。


私がうとうとまどろんでいる間に、めだかハウスの2棟目が完成していた。
スーパーの野菜売り場で譲ってもらった発泡スチロールの箱が
まさにおあつらえ向きの彼らのハウスとなっている。



箱の底に赤玉土を入れ
汲み置きしていた水を注ぎ
浮き草を浮かせる。


そこに買ってきた10匹の
めだかたちを移住させた。


すぐに気持ちよさそう〜に
すいすい〜と泳ぎ出した。


少し落ち着いてから
ちょろりんとエサを浮かせたら
凄い勢いで食べている。


ん??? 母がなにやら彼らに向かって、ぶつぶつつぶやいてるゾ。。。
「あんたたちは可愛いねぇ〜。文句も言わないしサ。
手もかからないし、ホントに楽ちんだわ。
あとはおねえがご飯作ってくれるみたいだから、今夜は楽だぁ〜」だって。


はいはい。。。
今夜は干し鱈のスープに野菜をガッツリ入れて、キムチと韓国のりで食します!
そろそろ夏の疲れも出てくる頃だから、身体のためにもスタミナ付けないとね。
にんにくと唐辛子いっぱいで、元気が出るわよ〜〜〜♪


そのメニューを口にしたら、「ヤダ。普通に納豆ごはんと浅漬けがいい〜」だって。
ウチの本物のアラ・セブは、やっぱり胃袋は「祝・敬老」だと感じた。