Singin Messiah 2010〜♪


毎年、とっても楽しみにしているこの演奏会。
今年は運営体制を一新してのスタートだったが、ひとりひとりの努力と願いが実を結び
大盛況〜!大成功〜!で、素晴らしいものを作り上げたな・・・という感じがした。


この演奏会の目的は、オーケストラや合唱団のコーラスを客席から「聴く」だけでなく
舞台上の合唱団と共に客席の皆さまも 『メサイヤ』 を一緒に楽しんで歌いましょう!
という、ちょっと面白いコンセプトなのだ。


私が最初にこの演奏会に関わったのは、大学を卒業した年の初冬。
今日はハレルヤコーラスを会場ロビーで耳にしながら
あぁ、あれからもう22年も経ったのか…と、しみじみ思ってしまった。


会場も主催者も歌い手も客層も・・・なにもかも、目に見えるものは変わって行ったが
根底に流れる主旨と目的と、関わる人たちの熱い思いだけは
いつの時代も同じだった。


今回は受付業務を担当させていただいたが
歌っていた時には歌っていた時の醍醐味が
そして、スタッフとして関われば
スタッフとしての醍醐味を十分に堪能し、味わえる。



「歌」を通して舞台と客席が一体になれる素晴らしさは
そりゃ〜〜〜もう、ホントに物凄い感動があるけれど
今回はそこにスタッフ一同も「一体になった!」という手応えがあり
今まで味わったことのないような、深い喜びが身体の中から湧いてきた感じがした。


最後のお客様を、感謝の言葉と共に会場の外に送り出し、会場の扉を閉じた時
やっぱり、そこにあったものは達成感のある喜び。。。


ここで出会った歌仲間の一人一人が、私にとってはとても大切な人たちだ。


終演後、会場を後にされた何人ものお客様に
「いや〜〜〜ありがとう!とっても楽しかったよ。来年はいつ?」と聞かれた。
「本当に久しぶりに楽しい演奏会だったよ。いつからやってたの?」と聞かれた。
そうした感謝の言葉を直接聞けるなんて、やっぱりスタッフ冥利に尽きる!


こちらこそ、大きな感動をありがとう! なのに、ね^^


そうそう、余談だけれど、約半日にわたり 「インカム」を装着し
イヤホンを片耳に突っ込んでいたら、外した途端に聴こえに違和感があった。
もや〜〜〜っとした面白い感じ←こういうことも日常ではなかなか体験出来ないネ^^


世につれ、会場内での“便利グッズ”には驚かされることも多いが
これ、知らない人が見たら、私たちって単なる「大きな独り言」を
呟いているアヤシイ人に見えるんだろうね〜って、大笑いした。