「主婦」のつぶやき

たぶん・・・
主婦の日常は、と〜〜〜〜〜〜〜〜〜っても忙しい (と思う) 。


「家(の)事」は、なかなか表からは見えにくいけれど
周囲や家族から頻繁に文句が出ないようにするには、それなりに労力を要する。


そして今の時代、何でもビジネスになり、専門職になっちゃう時代だから
主婦だって、ハウスキープ業として、立派な専門職になるんじゃないかしら
…と思ってしまう。


何しろ自宅だけにとどまらず、定期的に実家に出向き
そこのハウスキーピング業にも従事しているし
必要に応じて、育児や介護ビジネスにも参入しているのだから
それこそ、出張手当や残業手当に加えて、特別手当も弾んで貰いたいものだ。


そういえば昨日の夕方、親の年金のことで通知が届き
「空白の期間」があることが判明したので確認するように、という内容が
記されていた。


TVでは「消えた年金記録」の話題を山のように見聞きしてきたが
まさか実の親もその該当者のひとりだなんて、全く思ってもみなかった。
今までも公的な通知が届くたび、きちんと書類を確認して手続きしてきたのだから
ホントにエライコッチャ!である。


父も元気で動ければ何の問題もないのだが、今は入院中の身。


おかげで朝から年金相談窓口の担当者とあれこれと話をすることになり
戦後間もない時代の、父の勤務先について質問を受けることになった。
母など「結婚前のことなんて、知らないわよぅ!」って口を尖らせているし
私に至っては、生まれてもいないんだから知るわけがない。


担当の職員さんから 「当時のもので、何か証明できるものはありませんかねぇ」
…と言われたが、それはコッチが聞きたいことだ。
どこで何をどのように調べたらいいのか、そういうアドバイスが欲しいのに
こればかりはブラックホール並みの、巨大なミステリー:ラビリンス。。。


まぁ、現職のスタッフに文句を言っても始まらないけれど
今までの日本のシステムがそのように管理され、回されてきたのかと思うと
ホントにぞっとする。


まさに、当時の職員達!出て来いぃぃぃ!!!!!だ、全く。


で、結局、ネットを駆使し、いろいろな変遷をたどって現行体制の組織になった
某大手通信企業の年金担当者に電話をかけてみることにした。


数回のコールで、若い女性が電話に出た。
事の次第を話し、父の生年月日と氏名を伝えると
「こちらはきちんと職員の履歴をパソコンで管理しておりますので
データに誤りはありません」と、物凄い早口で喋りだした。
「空白の期間は、ありませんね」と更につっけんどんに答えられた。


なんとなく、その横柄な応対にムカムカするものを感じたが
「こちらの記録には抜けているところはありません!」と言われれば
こちらはもう、「はぁ、そうですか」としか言えない。


きっと、同種の問い合わせがたて続いているのだろう。
その若い女性相当者は、かなりのイライラモードだ。
(でも、それを顔の見えない相手にぶつけられてもねぇ←練られていない証拠だね)


「間違っているのは、年金機構から送付された書類の方なんじゃないですかっ!?」
だそうだ。
わはははは! こりゃ、ひどい電話応対だ。


お〜〜〜〜〜〜い、年金機構の職員さんたちぃ〜〜〜〜〜〜
企業担当者がそう言ってるよー。どうする???????


もうこれ以上、面倒なジジババの件には関わりたくない〜!オーラを
その若い女性担当者が漂わせていたし
コッチもそれ以上話していると不愉快になってくるので
担当者の名前をバッチリ聞いて、電話を切った。


昔は昔で、国民ひとりひとりに対する老後の生活保障の基礎が
きちんと整備されていなかったけれど
今は今で、間接応対のビジネスが主流になってしまったためか
お客様や年長者を敬う気持など、若い世代の意識の中にはなくなってきたみたい。


父の年金のことも、一気に宙に浮いてしまい
それに輪をかけて、電話に出た若い女性の応対のことも、何となくもや〜っとして
全く、アッチもコッチもコマッタモンダよ・・・と思っていたら
家の電話が鳴った。


取ってみたら、先程こちらからかけた某企業の年金業務を担当しているという
別の女性からの電話だった。
こちらはちょっとキャリアを積んだ年長者のようだ。


内容を確認したら、やはり、半年間のブランクが見つかったとのこと。
ホレ見ろ!データ入力なんて人間がやる仕事なんだから
コンピュータ移行時の「間違い」なんて、ないとは絶対に言い切れないのだよ!


こちらの女性は非常に丁寧な応対で、安心して話をすることが出来た。


ついでに・・・。
先程電話を受けてくれた若い女性の応対が、あまりにも横柄だったので
やんわりと「助言」を申し上げたら、きちんと謝罪をしてくれたけれど
まぁ、上司ならば部下のミスを謝罪するのは仕方ないにしても
初期教育と電話応対のモニタリングをしっかりやっておかないと
どんどん自分たちも大変な目に遭うことになるんだよ〜〜〜。


父の年金のことに関しては、専門職の方の知恵と配慮を戴きながら
何とか一件落着したけれど
日常生活の中においては、自分のことのみならず
家族のことに関しても、あれこれと管理・対応していかねばならないことって
結構沢山あるんだなぁ…と改めて思ってしまった。


ホントに家族は小さな社会であり、同時に小さな組織なんだね。。。


ふと、housekeep と husband という言葉を思った時
家の内政(←笑)を守り、保って行く役割と
家全体をまとめ括っていく…という夫の語源(ハウス+バンド)は
なんとも言いえて妙な綴りだなと思い、ふふふ…と笑ってしまった。


さ〜、これから手早く夕食の準備をして、洗濯物をたたんで
父の病院に、ナイトケアに行ってきますかね。
帰ってきたら、バルコニーの掃除もしなくちゃなぁ。。。