ステキなお土産

午後から、家にステキなお客様が来て下さった。


合唱を通して知り合った、歌仲間のお友達なのだけど
団のまとめ役から緻密な事務仕事まで如才なくこなし
何事にもマメマメしくて(←なんという表現じゃ…)
すんごい人だなぁ〜と、最初はとってもオドロイタ。


オマケにいつ会ってもニコニコ笑っているし、身につけているアクセサリーや
持っている小物たちも、ちょっとした可愛らしさがあって
ふんわり淡いピンク色のお花の様な雰囲気のある女性だなぁ〜と思っていた。


・・・気がつけば、結構マメに話しをするようになり
「ちょっと遠いけど、一度、家にも遊びに来て下さぁ〜い」なんて言ってる私。


で。
ホントにちょっとした距離になっちゃったけど
電車を乗り継いで遊びに来てくれた。ウレシーっ〜〜〜〜〜^^♪


「オイデませ〜」、とまずはお茶が沸くまで
母がせっせと手入れしているバルコニーの植物たちとご対面〜していただく。


花好きの母は、それなりに珍しい植物たちもちょこちょこと植えているけれど
私にはそこまでの知識も深い興味もなく、母が興奮しながらあれこれ説明しても
大抵「ふぅ〜〜〜〜ん、よかったネ」と言葉が右から左へ抜けて行く。


野菜や果実など、食せるものならともかく
聞きなれないカタカナの花の名を連呼されても、どれがどれやらサッパリだ。


しか〜〜〜〜〜し。
聞けば、遊びに来てくれた友人は、自宅のお庭に花を植えて育てているし
フラワーアレンジメントも習っている様で、日々の生活の中に自然に
「お花たち」があるのだな…と感じた。ホントによく花の名前を知っている。


限りあるスペースのバルコニーをウロウロしながら、母が花たちの説明をし
もぎたてのピーマンをハムとチーズの上にのせトーストを焼いて
レモングラスを摘んでフレッシュハーブティを淹れた。


「はい、これお土産〜」と、友人が手渡してくれた袋の中には
お菓子の箱がふたつも入っている。


これを開けて、ビックリ〜〜〜〜!!!!!

すんごく可愛らしいお菓子たち♪


ぶたちゃんの顔の形の小さなおまんじゅうと
うさぎちゃんが「こんにちは〜」している薄皮の和菓子たち。


な〜〜〜〜んて可愛らしいんでしょ!と、眺めながら
うふふ…と目を細めたくなり、ホッと心が和んでしまう。


「どちらも可愛くて、どっちかひとつって選べなかったの。両方買っちゃった」
と言いながら、ニコニコと笑う。そして
「お抹茶の席でこんなお菓子が出てきたら、ふふふって笑っちゃうね」と言った。


あぁ、ホントだね。
でもそれもまたきっとステキなことなんだろうな〜と思った。


食べてしまうのが、とても勿体なく感じたけれど、ありがたく頂戴した。


楽しいひとときは、あっという間に過ぎて行き
気がつけば、窓の外はもう暗くなり始めていた。


そして彼女は、赤と白のミニシクラメンもお土産に買ってきてくれて
それを見た母はもう〜〜大喜び!!!


これから冬に向かうほどに花もなくなり葉も落ちて、色のない時期を迎える。
でも、今年は寂しくない冬になりそうだね。
このシクラメンたち、きっとこれから盛りに花開いていくだろう。



楽しいお話も沢山出来て、いっぱいいっぱい、ありがとう!


夜も更けて、いただいた「ぶたちゃんのおまんじゅう」を眺めつつ
また明日のお楽しみだね、と、そっとお菓子たちのふたを閉めた。


また、遊びに来てくれたらいいナ〜〜〜。