甲府鳥もつ煮〜!

今年のBー1グランプリでゴールドグランプリを受賞した「甲府鳥もつ煮」。
夫の故郷も甲府。。。とあらば、当然、彼も幼いころから口にしてきた味だ。


先日、用事があって彼が実家に帰省した時、レトルトパックになっているものを
3袋も「お土産」として持ち帰ってきた。
私にとっては、初めまして〜の食品である。


それは一体、いかなるものぞ????と思ったら
鶏の内臓(レバー&砂肝)と、卵になる前の卵(きんかん卵というらしい)を
甘辛く煮たものの様で、これがまぁ…なんというか
夫にとっては懐かしいふるさとの味と香りであっても、私にとっては
も〜〜〜も〜〜〜も〜〜〜、何とも非常〜に微妙〜〜〜なものだった。


夫いはく、「あのね、これね、そば屋がお酒のつまみで出したことが
始まりだったらしいヨ。そんでね・・・」と郷土愛も加わって
いろいろと薀蓄を語りだしたが、私にとっては申し訳ないけれど
そのニオイだけで、Give Up〜〜〜〜〜〜。


『みなさまの縁をとりもつ隊』という、とっても可愛らしいキャッチフレーズが
あるみたいだけど、私との個人的なご縁は、どうもなさそうな食品である。
ごめんなさいね・・・。あなたが悪いわけではないのヨー。


ホントはね。ひどい貧血の改善には有効な食品なのだろうけれど
レバーに卵だなんて・・・卵アレルギーの私にとっては絶対食べられない食品。
今回ばかりは夫の気配りとやさしさ?も、お気持ちだけ頂戴することにした。


レンジでチン!して、彼は美味しそうに食しているけれど
ニオイが家中に充満してしまい、窓を全開にして消臭剤を噴霧して・・・
後処理が物凄く大変だった。


食べ終わってもなお存在感バリバリの食品って、どんだけ恐るべし〜ナンダロ。
いやいやいやいや・・・。


願わくば…この手のものは
帰省した折に、本家本元のお店で食して来ておくれ〜と言いたい。


そういえば、従妹の夫はオーストラリア人なのだけど
普段の食卓に何気なくのせる納豆を、彼はとても嫌がって
クサイクサイ!と言いながら逃げていくが、なるほど・・・
今なら彼の気持ちが凄くよくわかる!と思った。


やっぱり、自分が食べて育ったものは、自分にとっては気にならないもの
なんだろうね・・・^^;