やれば出来る!

間もなく、結婚して17年になる。
常々思ってしまうが、よくモッタモンダ。。。


その間、最も大きく変わったことは夫の体重と腹囲のサイズであろう。
あれよあれよ・・・と思う間に、どんどん下腹だけが成長し
ありがたくもない体重計の目盛りの数値がぐんぐんと伸びていった。



身長は私と大体同じ、169cmちょっと欠け。
なのに、気がつけばその体重差は実に33キロにも及んだ。
・・・いくらなんでも、である。


結婚祝いで貰ったアナログの体重計だと、流石に狂いが生じてしまい
夫をせっつき、きちんとしたデジタルの体重計を買ってもらった。
(その時の関連記事は、こちらコチラ


測定記録のメモリーがしっかり内蔵されたものなので
日々の記録がしっかり残されることになる。
一日でも測定をお休みした日にゃ〜、待ったなし!で愛妻のムチが飛ぶ。


ゆえに、夫は否が応でも毎晩体重計に乗る羽目になり
その度に妊娠16年の自分のお腹を、恨めしそう〜にさすり続けていた。


さすったとて、減るわけでもなし。
さりとて、自分で食事などを気をつける気配もなし。
フタコト目には「わかってるよぅ〜」「痩せるよぅ」と言いつつ
チョットだけだからぁ〜と自分に最大に甘くして、ミルク珈琲片手に
スナック菓子を隠れ食いしていた。


表で食おうが、隠れて食おうが、これでは体重がますます増えていく一方だ。
ホントにも〜〜どうにもこうにも手がつけられない「困った旦那」になっていた。


ちょうど先月から、私も貧血治療を始めたので(コッチは食べろ!食べろ!だ…)
そうだ!と思って、かかりつけのクリニックで、Dr.にダイエットの相談をした。
「夜だけでも、炭水化物を抜いてみたらどうか」と食餌のアドバイスをもらった。


なるほど。。。でも、栄養価を落とさずに、カロリーだけを減らすというのは
どうすりゃいいんだか。
私は今まで一度も「ダイエット」をしたことがないので、知識はゼロだ。


まぁ、一番確実なのは、お野菜を沢山入れた温かいスープを摂取することだろう。
動物性たんぱくも必要なので、鶏のささみやたらの切り身を刻んで入れた。
あとは一食分の春雨を食べる直前にお鍋に投入。


味が単調だと飽きるので、日替わりでトマトベースにしたり塩味にしたり
豆乳鍋風にしたり・・・。
お腹いっぱい食べても、カロリーなんて高が知れている。


副菜は温トマト・お豆腐半丁・こんにゃくの味噌田楽を選べるようにした。
飲み物はウーロン茶・プーアール茶・白湯のいずれかのみ。
やっぱりね、美味しくなければダイエットは続かないし、イヤになるものね。


朝食はバナナと白湯、ランチは自分の意思で決めて摂ってもらうことにしたが
そうして始めた「夫の強制ダイエット」。
気がつけばひと月が経っていた。


先月初めには86.75キロ!という、人生最高の数値をたたき出した様だが
今夜測ってみたら・・・↓ あららら。


夫が・・・。
どうやら、本気でダイエットと取り組んでいるらしい。
ひと月ちょっとで7キロ減!である。


うわ、ビックリ!
ホントに痩せるものなんだねぇ。
…っていうか、正直、あまり期待していなかった。


そういえば、久しくお目にかかっていなかった「アゴ」が出てきたし
膨らんだ頬が直接、肩の上にのっていた状態だったのに、「首」も出てきた。


「やれば出来るんジャン!」って言ったら
「ボクも正直、絶対に無理って思ってたけど、減ってきたねぇ〜」と笑ってる。


標準体重まで…とはいきなり無理だが、身体に負担をかけすぎないように
長期スタンスで「夫改造計画」を進めて行こうと思っている。
今やすっかり義母も協力してくれるようになり、実家に帰省しても
実母の監視があるのだから、夫としてみりゃありがたいサポーターが
どっちの家にもいるわけで。うふふ〜〜〜ダ。


夫は体形のスリム化に、私は貧血改善に、食を見直すいい機会になった。
ま、ね。本音を言えば「食うな!食うな!」も辛いだろうけど
「食え、食え〜〜」というのも、結構辛いもんだねぇ。