小菊たち

日に日に、朝夕が随分と冷え込んできた。
秋も段々終盤に近づいてきて、そろそろ冬支度…といったところだろうか。


猛暑・酷暑の暑さも苦手だけど、乾燥した寒い冬もあまり歓迎したくない…ナ。


それでも身近な 「自然」に目を向けてみると、四季折々の美しさはちゃ〜んとあって
この秋は遠出をしなくても、ちょっとしたご近所の風景の中に
沢山の紅葉を見ることができた。


そして、我が家の狭いバルコニーにもきちんと季節は反映されていて
今は小さな菊たちが満開に咲いている。



お天気が良ければ、もっと色鮮やかに写るのだろうけれど
曇天の日に眺める黄色や濃いピンクの菊の花たちも、なんとなくいい感じ。
こんな日のショットも一枚くらい…ね^^


この小菊ちゃん。
花びらの色は黄色…というより、少し薄いクリーム色で凄く可愛らしい。


コチラは結構鮮やかなピンク色だ。


・・・放っておくとね、どこからともなくアブラムシがわいてきて
あっという間にこの菊たちも自分のテリトリーにしてしまう。
母が「きゃ〜!」なんて言いながら、何かをスプレーしているが
ホントにヤツラにも、コマッタモンダよ。。。


そうそう!
菊、といえば、母の里では 「もってのほか」と呼ばれる食用菊の栽培も盛んだ。


こちらのスーパーでも時折、店頭に並んでいるのを見かけるが
値段を見て、いつもビックリ!してしまう(←も少し安けりゃねぇ)。


花びらをむしって、さ〜っと熱湯をくぐらせたら三杯酢で和えていただく。
歯触りの食感を残すためには、熱湯でぐらぐら湯がいてはダメなのね。
このシャッキシャキの歯ごたえを楽しむのも、ちょっとした贅沢だ。


…父が元気な頃は日本酒を熱燗にして、それをツマミに一緒に晩酌したっけな〜
なんて思いながら、今日はしみじみと風に揺れる小菊たちをぼんやりと眺めてしまった。


明日の天気は、ナンダロナ〜。