体にイイもの

典型的な鉄欠乏性貧血と診断され、治療を始めてやっとこ2ヶ月…。



「女性に多い病気ですね」と言われたけれど
数値的に見過ごす範囲を超えてしまったらしい。



この前の検診以降、鉄剤の服用も倍に増やされちゃったし
食事もあれこれと考えて摂っているのに
期待している数値にはまだまだ全然達していないみたい。



まぁ、最低でも効果があらわれるまで3ヶ月はかかるみたいだから
途中経過の段階では、何とも言えないのだろう。



で。
結局は 「レバーを食べなさい」or 「ほうれん草を食べなさい」って
耳タコ状態で言われるけれど、一日に必要なFe摂取量を思うと
ほうれん草だったら、約1束分食さないとならないので
それだけでお腹がいっぱいになってしまう。



ポパ〜イ♪じゃあるまいし、これ、どう考えても無理でしょ…。
っていうか、例えばランチが毎食 「ほうれん草」だけ、なんて悲しすぎる。
さりとて、胃袋のキャパは決まっているので
ホントに、どうしたもんだか…と頭を抱えてしまう。



母が突然 「そうそう!なんでレバー食べないのよ、レバー!」と
私の最大の苦手分野を投げかけてきた。
夫も焼き鳥をちょこちょこ買ってきてくれたが
その中に必ず数本、「レバーの串刺し」を混入してくるようになり
ホントにごめん〜!と、ご丁重にお断りした。



これだけは、どうしても・どうしても・どうしても…食せない。



しかし、母とていまだかつて一度も「レバー」を調理したことはない。
臭み消しに生姜でも使えばいいんでしょ、っていうけれど
うっかりそんなことをされたら、私の食物アレルギーに引っかかり
今度は皮膚科にご厄介にならねばならぬ。
もう、口の中やまぶたの粘膜が腫れるのは、コリゴリだ。。。



あ〜でもない、こーでもないと思考錯誤を続けていたら
母がこんなものを買ってきた。
「鶏レバー入り」・・・ねぇ。



試しに、レンジでチン♪して食してみたが
苦手な食物の味って、どんなに小さなかけらであっても
混入されていれば見事に判別が出来るみたい・・・。



う〜ん、食べられなくはないけど
あえて積極的に食したくないなぁ〜と思ってしまった。



「赤ちゃんだって食べているんだから、大人に食べられないはずがない!」
と母は無茶苦茶な理論を口にし始め・・・
何故「赤ちゃん?」と思って改めてパッケージを眺めてみたら
『9ヶ月〜のお食事に 歯ぐきでほぐれるやわらかお肉』なんて書いてあった。



べ、ベビーフードかいな。
ちなみにカロリーと栄養価はこんな感じ。



貧血がもたらす最大の厄介事は、「思考力の低下」なので
これだけはなんとかせねば。。。
(これ以上、のーみそのシワがなくなったらヤバいよ…)



当面、気休めかもしれないけど
私の「おやつ」はこのベビーフードシリーズになるみたい(泣)
「それなりに種類もあるし、味付けもいろいろだから飽きないでしょ」だって。
ふぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。



いくら体のためとはいえ、ちょっと…ねぇ。
「背に腹は代えられぬ」はわかるけど
「赤ちゃんホンポ」でMy Mealを思いっきり、大人買い!というのもねぇ。
(9ヶ月〜どころか、私ゃ548ヶ月だし←計算するにゃ〜!)



さて、夜は「丸ごと1匹」の鮭の燻製が届いたので
夫の帰りを待って、みんなで楽しくお夕食。



記念に一枚撮りましょ、とケーキカットならぬ、夫と一緒にサーモンカット。
こんな豪華なものには、滅多にお目にかかれないからね。
うぅ〜〜〜、美味しそうだぁ〜。



夕食は連日、カロリー控え目のダイエット食しか与えてもらえないので
夫は 「今夜はサーモンが食えるぅ〜」と大喜び。
(あとは野菜と春雨尽くしだけどね)



体にイイもの、こころにもイイもの・・・
やっぱりどちらの健康も大切なんだよね。



あ〜〜〜ぁ、美味しい韓国料理が私は食べたいよぅ。