英国は大寒波…

英国在住の友人から、写真付きのメールが届いた。
現地は結構な大雪らしい。



今の時期、日本の正月同様、クリスマス休暇を故郷で過ごす人たちが
車や電車・飛行機をガンガン利用して移動する時期なので
悪天候の影響とはいえ、相当な混乱も起こっているらしい。



欧州を襲っている大寒波・・・。
今夜もニュースでやっていた。



ちょうどテレビの画面には
ロンドンヒースロー空港の様子が写し出されていた。
滑走路はもとより、駐機場に停まった飛行機たちの上にも
まるで粉砂糖を散らしたかのように、雪が白く積もっている。



人の移動だけではなく、物流面でも遅滞が生じているとかで
積めない荷物がそのままになっていたり
空港の建物の中にも入れず、外で待機している人たちも
沢山いるとニュースで伝えていた。



乗換えや乗り継ぎの要所となっているハブ空港って
普通に動いてナンボの価値だから
ちょっと混乱が起こるとマヒしてしまうのね。。。



この春には友人が息子さんと一緒にちょこっとだけ里帰りしたけれど
ちょうどその時期、アイスランドの火山噴火の影響で
ヒースロー空港が閉鎖になり、飛行機が飛ぶのかどうか…と
友人の顔を見るまでは、ホントに毎日毎日、かなり気を揉んだっけ。



さて。
この写真は、友人の住む家の近く。



ロンドンの街中にこれだけ雪が降り積もれば
生活の足を確保するだけでも、かなり大変だろうなと思う。



私も何度か冬場に、友人に会いに行ったけれど
道路の表面が思いっきり凍結していて
雪とは無縁の地域に暮らす私にとっては
歩くだけでも大変だったのを覚えている。



友人は毎日、この道を通って駅まで行くそうな。。。
クリスマスの時期…というだけでも、列車の本数が大幅に減ったり
時間があやふやになったり〜と、普段とは違うダイヤになるので
仕事の行き帰りだけでも、かなりの気疲れを起こしてしまうだろうな。



こちらは家の近くの夜の光景。


英国も日本と同じ、車は左側通行だけど
やっぱり、建物も車の停め方も日本のそれとは違うネ。
(しっかし、ここまで見事な縦列駐車は私にはムリムリ〜〜〜)



どうにか道路の除雪はされているみたいだけれど
車も人も姿が見えない。。。



滅多に会えぬ友人ゆえに、メールが届くと心底ほっとするものがある。
そして、日常の些細なことを通しても、ふっと友人のことを思い出す。



元気かな。
寒いけど、風邪をひいていないかな。
食事はきちんとしているかな。
たまには日本食も食べたいだろうな〜。
生活の中で不足しているものはないかな・・・。



20年前の冬、クリスマスプレゼントに〜と
わざわざ友人が英国から送ってくれた温かいカーデガン。
今年もちゃんと愛用している。



寒い国の服はやっぱりあたたかいナ…って思うけど
良質のものを、きちんと選んで買って送ってくれた
友人の心遣いには、何年経ってもあたたかいものを感じる。



大寒波が少し落ち着いたら、この前、私が送ったフリースの服も
友人の手元に届くかなぁ〜。



いつか機会があれば、友人とゆっくり温かいお鍋でも食べながら
日本酒片手に、ゆっくりお喋りでもしたいなぁ〜と
今夜はそんなことを思ってしまった。