ぴっかぴか!

突然、車の販売メーカーから連絡があり
日常の足となっている車を、購入したお店まで運ぶことになった。
何でも部品の一部に問題が生じた…とかで、取り換え依頼が来たのだ。



もう購入して10年以上も経つのに、何を今更…とも思ったが
心配をかかえたまま乗車しているのは良くないからね。
帰路はそのまま父の病院に直行しなければならないので
母と一緒に、ちょっと離れたところにある販売店へGo〜!



車検の時などは営業の方にお願いして、車を持って行ってもらうので
自力で販売店まで車を運ぶことは、滅多にしない。



なんというか…、途中、複雑なジャンクションを通らねば
その販売店にたどり着けないので
シンプル頭脳の持ち主である私は、面倒なコトと複雑な構造で気を遣う道路は
出来るだけ走りたくないのよね。



惑わし…ではないけれど、道路標識の看板通りに行くと
実はトンデモナイ所に出てしまうので、地元民の知識に頼る方がずっと正確だ。



それにね〜。
いくら郊外のバイパスだからって、いきなりの4車線道路はないでしょ!
自慢じゃないけど、コッチはペーパー歴四半世紀のドライバーよ。。。



大型のトラックやワンボックスカーがガンガン行きかう道路を
ウチのコンパクトカーが制限速度を守って走行してごらんよ・・・。
そりゃ〜この年末の時期に来て、大迷惑ってなもんよ。



でも、行くしかないもんなぁ〜。



さて。
母は家の中やバルコニー、育てている植物たちの手入れや掃除には
人一倍ウルサイのに、車のこととなると汚れていてもサッパリだ。



雨天時の走行後、雨粒型に車のボディが汚れていても
「乗ってる方には見えないし、夜だから大丈夫」と、屁理屈を言って
さっぱり気にも留めない。



大風の吹いた日の翌日には、駐車場の中がちょうどふきだまりとなり
思いっきり砂ぼこりにまみれて、ボディの色がくすんでしまう。



それを見ても、「あらぁ、車がおしろい被ってるぅ〜(笑)
でもね、無理にこすっちゃだめよ〜。
かえってボディが傷ついて塗装が落ちちゃうからね。
天然のシャワーがそのうちに降ってくるから、恵みの雨を待とう!」なんて
完全な他力本願になってしまう。



やれやれ・・・だ。
そして、ボディがそれほどくすむなら
フロントガラスなどの汚れも推して知るべし!



運転中のあまりの「見え」の悪さに、とうとう私も視力が落ちたのか…と
以前、作っておいた眼鏡をかけて運転してみたが
見えにくさは依然として変わらず。。。



そのことを母に言ったら
「毎日、遅くまでパソコンやってるから、目が悪くなったんでしょ!」と。
でも昼間、裸眼で運転していても、ナンダカナ〜だった。



思うに。。。
去年だったか一昨年だったか、セルフ給油に行った時
ついでにコイン洗車もしてしまえ〜!と
母を隣に乗せたまま洗車場に車を突っ込み
シャワシャワ…と自動洗車で丸ごと洗いをしてもらったことがあった。



私は車内からこの光景を見るのが嫌いじゃないけど、母にしてみれば初体験!
いきなり両側から洗剤入りの物凄い水が噴射されるワ
巨大なロールたわしが目の前に迫ってくるワ…で
吹き上げの風に煽られる車内でキャーキャー!言いながら
かなりオソロシイ思いをしたらしい。。。(ゴメンネ、ごめんね〜だ)



以来、「洗車」という言葉を我が家で使うのはご法度!となってしまった。
…ってことは、どれだけ車を洗ってないんだろ。



今回の部品の取り換えは1時間半程度で済み、やれやれ…と車に向かったら
何だかウチの車ちゃんが、やたらにキレイに見えた。



ボディも屋根もぴっかぴか!
きちんと洗車をしてくれたらしい。



そして座席に座って前方を見たら、視界がクリアなのには母も私もビックリ!
フロントガラスもぴっかぴかに磨き上げられていて
ルームミラー越しに見る後部の景色も、サイドミラーもすっきりサッパリ
周囲の様子が物凄〜〜〜〜〜くきちんとキレイに写っていた。



おぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
これなら夜の運転でも、ぎらぎら光る対向車の灯りに目を細めたり
先の道路標識の文字を、斜めに見上げることをしなくてもいいんだぁ。
凄い、凄い、凄い!!!!!!!!



きっと、車好きの人にとっては考えられないコトなのだろうけど
やっぱり安全運転遵守のためには、普段からの手入れは大事なんだなぁと
しみじみ思ってしまった。



やっぱり。。。
ガスを入れに行った時、たまにはコイン洗車もしてこよう〜。
ぴっかぴかの車に乗るのは、気持ちがいいよぅ〜♪




:オマケ:
部品の取り換えを待つ間、販売店にあった「おりがみ」で折った
来年の干支、うさぎちゃんですぅ〜♪