Happy Come , Come 〜!!!!!

夫が・・・。
また私に内緒で。。。



こんなモンを買ってきた。



本来、私は生活に必要のないものは、一切家に置きたくない性質である。



去年の引越しの時、夫のガラクタや(本人にとっては思い出の品々…らしいが)
手当たり次第にコレクションした諸々のモノたちの処分には
ホトホトいのちを吸われるほどに労力を提供することになり
ホントに参ってしまったのだ。



家が賃貸である以上…、いや、持家になれば尚更のこと
無駄なモノで生活空間を占拠されるほど、不愉快なことはない。



以来、「余計なものは増やすな!」と口を酸っぱくして言いまくり
夫も、今の家には押入れや屋外倉庫の様な隠し所がないので
しぶしぶと色々な欲望を抑えなければならなくなった。



でもね。坪単価で家賃を計算してごらんよ〜。
普段、全く使わないものや要らないものを「とりあえず」って
取っておくだけで、無駄なスペースが生まれる。
そこにまで「家賃」を支払うなんて、勿体ないと思わない?



今、あるものだけで十分であろう。
ちゃんと生活出来ているのだから、ね。
シンプルな生活は、あらゆる面で楽だ。
ゆえに、たとえ雑誌1冊でも、不要なものは持ち込み禁止なのだ。



夫は、私が怒るとどれほどのオニババになるのか
その恐ろしさを重々知っているので、普段はおとなしくしているが
ある日の仕事帰り、とあるお店の店先に「気になるもの」を見つけたらしく
それらが「オニイチャン〜、ボク達を連れて帰ってぇ〜」って訴えていたそうな。
(ホンマかいな・・・)



夫はふらふらとその元へ引き寄せられ、気がついたら「買ってた」というけど
一体、いくらしたんだぁ???



胸元に365日の誕生日が彫られた、1点ものの「ネコの陶器」と話していたが
夫はご丁寧にも、私の父・母の分、そして私と夫の分と合わせて4つも買ってきた。



おずおずと差し出す夫の手元を見て、可愛い!というよりも最初は
「ちょ〜っと!またこんなもん買ってきて、どこに置くのよ!」と
プチ切れしてしまったが、母が「TVの横にでも置いておいたら?」と
夫とそのネコの陶器たちに慈悲をかけた。



・・・両手をあげて、市民権を得た勝利を喜んでいるようにも見えたが
このネコたち。。。
掃除のジャマになるし、さりとてどこに置く〜?と言っても置くところはないし
今日もどぇん×4のパワーで、TVを観るたびに彼らの存在が視界に入る。



手作りの作品らしいこのネコ達の表情を、何気にじっくり見ていたら
今にも何かを喋り出しそうで、ぷぷぷ!と吹き出してしまった。
「あ、笑ったぁ〜」って夫が嬉しそうに言ったけど
今後は絶対に無駄遣いしないように!!!! 要らんもんは買ってこないこと!



でも・・・実は無類の猫好きの私、彼らと生活を共にするうちに
少しずつジワジワと情がわき出すようになってきた。
(これが曲者なんだよね)



両手をあげて人とお金を呼びこむLucky Catなら
その使命を十分に果たしてもらいましょ。



あと数日で2010年も終わってしまうけれど
新年は沢山の幸せを我が家にも運んでおくれネ。
う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んと期待してるよぉ〜〜〜〜〜〜。