雪の様に白く

父の訃報を知った沢山の友人・知人の方々から
電話やメールで、心あたたまるお悔やみの言葉をいっぱいいただいた。



中には海外在住の友人から
「香典を息子に持たせます」というものもあってビックリ!!!!!




そんなにまで私たちを思って下さって・・・と
ひたすら感謝、感謝・・・である。



本当はひとりひとりの方にお目にかかって
直接、感謝の言葉を申し上げたいのだけれど
まずはこの場をお借りして、どうもありがとうございましたー!



おかげさまで、私も母も、そして夫もみんな
とっても元気です〜〜〜〜〜 (^0^)/



毎日少しずつ、いろいろなことが片付いていくと思うので
どうぞ、時間があったら遊びに来てねー。



さて。
昨夜から降り続いた雪は、本格的なものだった。



見る間に全てのものを白く覆い
さいたまエリアにしては珍しく
それなりに積もった雪景色となった。


あ・・・綺麗。。。


その下にあるものは、土もコンクリートも雑草も石ころも
美しい花々も農作物も清い水の流れも、なにもかも
全く意味を持たなくなり、あるものはただ雪の白さだけ。



ふと、父の生きた人生を見せられた気がした。



   「生きているとね、楽しいことばかりじゃないんだよ。
    時にはツライこと、苦しいこと、嫌なこと
    これからいろいろな体験をしていくと思うけど
    それが自分という人間を豊かにしてくれる。



    だから、避けたり逃げたりせずに、堂々と受け止めなさい。
    いつかその時を振り返った時、あぁーよかったと
    全てを感謝できる日が来るからね」



私が20歳になった時、父がそう言った。
深く心に染みた言葉だった。



姿はもう見えないけれど、確かに父は今もこれからも
ずっとず〜〜〜〜っと私たちを見守り続けてくれる。
ふとした時にそのことに気づき
そして私は、「嬉しくて」泣く。・・・と思う。



父は沢山の 「感謝」を残してくれた。



今宵は雪明りの美しい夜。
静かに祈るには、最高のひと時だなぁーと思った。