夫の体型・・・?

地域新聞の広告の中に、妙〜に親しみを覚える 「図」が載っていた。



・・・あら、これってチョット前までの夫の姿だわ〜と思ってしまった。



ホントにねぇ。。。
40を過ぎた頃から夫は更にぶくぶくとお腹だけが成長し
スーツを買うにも腰回りが煩悩の数を遥かに上回り
いつの間にか、既製服をその場でリフォームしないと着れない体型になってしまった。



夫本人は 「局所肥満症」のアンバランスな姿をものともせず
「あのねぇ〜、ボクねぇ〜、美味しいもの、沢山食べたぁい」なんて
自分にも、周囲の人たちにもべったべたに甘えてゆるゆるキャラで生きてきたが
やっぱり 「ここまで!」という時はやってきた。



今やすっかり職場での激務と、帰宅すれば容赦なく浴びせられる
コワ〜イ奥さんの愛のムチとで、彼の「強制ダイエット」は本日も実施中〜!だ。



どうもね・・・。
彼には大きな誤算があった様で、女性は誰でも皆 「母性本能」とやらがあり
結婚すれば 「夫」は家庭では甘えられるもの・・・と思っていたみたいだ。



冗談じゃない〜〜〜〜〜。
・・・っていうか、彼にはホントに申し訳ないけれど
私にとって同年代のオトコなんて、ある意味、職場においても
皆ライバルでしかなかった。



彼のニーズにこたえてあげられなくて、ゴメンネ〜ってところだが
私は申し訳ないけれど、そういう器というか性格ではない。
お互いに相手の認識の 「範疇外」のことがMy常識だったのだから
生活の中の様々なところでぶつかった。



そのストレスをどのように吐き出して行くか・・・。
夫は食欲が増し、私は逆に食に対して興味がなくなった。



気がつけば夫の腹は幸せ太りというよりも、寂しさ太りでパンパンになり
健康被害が慢性化するぎりぎりのところで止められて、やれやれ・・・だ。



考えてみれば、ず〜っといろいろなことがあり過ぎて
私も少し疲れが溜まって来たのか、作業の流れをちょっとでも止められると
「少しは相手の状況も考えようよ〜! 大人なんだからっ!」と
イライラするようになった。



そんな中。。。
昨日も今日も一昨日も、夫の体重が74キロ台前半で安定してきたことが
何だか小さな希望の光のように思えて、「よーし!」なんて思ってしまう。



昨夜は夫が 「あのサ〜」と何か言いたげにしていた。
珍しく、「なぁに?」なんてやさしく聞いてみたら
今月請求分の携帯料金が物凄く跳ね上がったという。



先月は父が亡くなり、今月は大震災があった。
何かといえば電話の嵐・・・!だったので
時が時ゆえに、理由がはっきりしているのだから仕方がないだろう。



いくらだったの?と聞いたら、「2台で2万8千円」だという。
携帯を持ち始めて20年近く経つが、通話料が半端なく高かったらしい。



ウチは公共料金を銀行などの口座引き落としにはしていない。
毎月、きちんと料金を数字で見て支払うことで
支出の意識を夫も私も忘れないように、とそんなことを思っている。
口座から引き落とされては、通帳を見ない限りその認識が欠如しちゃうからね。



月末が近づくと、家賃をはじめ、各種公共料金の請求が来る。
その金額もまとまれば凄いものだ。
やっと夫も家の経済とその管理に目が向き始めたのだな、と思う。



ふと、夫の腹を眺めながら、やっぱり、必要以上に突き出ていた時は
今とは違う意識のゆるさが彼の中にあったのだな…と思った。
そこそこお金も自由に使えていた時は、欲求のままに使っていたんだろうねぇ。
(とはいっても、思いっきりお小遣い制だったけど)
無駄食い・やけ食いは体型どころか健康まで被害が及ぶ。



今年のクリスマスには、目標体重にまで落ちていることを願うが
ニンゲンその気になれば、やれば出来る!ものなんだろうネ。
なので、彼が可愛い…と思うなら、どーかどーか
友人・知人をはじめ、田舎の夫のお父さん・お母さんたちも
絶対に必要以上に食物を彼に与えないでください〜。
ヨロシク!^^