そろそろ・・・

今年の冬は、随分と窓に結露がつくようになった。
毎朝目覚めるとすぐに、器具を手にそれを除去するのが日課となったが
もうね、こんな感じで全ての窓ガラスにびっちり付いちゃうの。。。



家中の窓全部を拭き拭きしていると、相当な量の「水」が貯まる。
試しに…と小さなジョウロの中に拭き取った水滴を入れてみたら
あっという間に一杯になった。
プランターひとつ分くらい、水かけはこれでまかなえそうだ。



何しろ停電しちゃうとね、マンションは水の汲み上げも電気に頼っているので
水道が使えなくなっちゃうの。
これも貴重な資源ゆえ、毎日きちんと貯めておけば有効に使えそうね。



お彼岸も過ぎて3月も下旬になったけれど、朝夕はまことに寒い。
それでも確実に春は来ているようで、植物たちを見ていると季節の変化がよくわかる。
ウチのベランダに置いてあるカゴの中にも、春は少しずつ・・・。



バルコニーのミニ水仙プランターも、可愛らしい小さな花が満開になって
黄色い花たちが風にそよっと揺れている。



近所のお庭で栽培されているエンドウ豆たちも、ぐんぐん背丈を伸ばし
もう、白い花が咲きそうだ。



久しくお目にかかっていなかったすずめたちも鳴きながらちょんちょんと出てきて
なんと長閑な光景だろう!と、普通にある日常のひとコマを見て
改めて驚きながら目を細めてしまう。



今回の大地震さえ、なかったらね。
・・・っていうか、普通に日常生活を送っていると
あの大震災のことが夢のハナシの様に思えてくる。



ホントはね・・・。
父の49日が済んだら、チョット小旅行にでも行こうかな〜って思ってたの。
周囲の人たちも好意的に私の願いを受け入れてくれて
長い間、介護で拘束されていたのだから、誰に遠慮をするでもなく
これからはどんどん行きたいところに行きなよ〜、って。



でも、東北の親戚も友人・知人たちも心配だし
東京近郊の親戚も、そしてさいたまの自分の家も心配。。。
いまだに余震が来るし、毎日最低1回は揺れ揺れ〜なのだ。
少し余震も治まったかな、と思うと、いきなりガクン!と来る。



こんな状態では、すっきりと 「いってきます」が出来ないもんねぇ。



先日、夫と一緒にドラッグストアに行った時、入口のドアのところに
こんなポスターが貼ってあった。



・・・噂では聞いていたけれど、とうとうこの合唱団への一般参加も始まり
いよいよ脱日本!の企画が具体化したんだね。



ピンクリボン」に 「歌」に 「ハワイ」と来れば
そりゃもう〜〜〜〜私に行け!って言ってる様なもの。。。



既に日程は過ぎているので、いずれにしても今年の参加は無理だったが
出発日が大震災があった翌々日…と思えば、やっぱりキャンセルしていただろうな。



母の手の指の手術も、こんな時だから病院側も停電を懸念して
緊急性のある手術以外は患者の了解を得て、期日未定の延期としているようだ。



そろそろ・・・私も重たいコートを脱いで、身軽に旅に出てみたい。
きっと機会は与えられると思うけど
母を連れて少しの間、気分転換が出来たらいいな〜。



あ、出来れば花粉の影響のないところに行きたいねぇ〜。