イースター、おめでとう!

ちょっとだけ年上の、仲良しお姉ーさまが
ニタ〜〜〜〜っと笑いながら、私に言うのよ・・・。



「今日であなたも四捨五入したら、私と一緒の五十路になるのよねぇ〜。
お誕生日、おめでとうー!!!!!!!」 だって。



いやいやいやいやいやいや・・・。



そういうことは、個別にそっと心の中でつぶやくだけで
あえて口にしていただかなくてもいいのですけどね。
おかげで周囲に丸聞こえしてしまい、実年齢がバレバレになってしまった。



でもね、四捨五入を適用するなら
もう既に去年から、私は 「50」 ですからぁー!



オマケに算数には滅法弱いワタシ。
自分の年齢など三十路に突入した途端、全く数えられなくなってしまったのよ。
なので、私は今日で29歳と204ヶ月。
(だ、誰ヤ! 計算しようとしているヤツは!!!!!!!)
永遠の20代!ってコトで、どーぞよろしく♪



因みに、このキューピーちゃん↓


亡き父が、初めての私の誕生祝いに買ってきてくれたプレゼントらしい。



・・・この突き出たお腹がなんとも我が夫を彷彿とさせるが
背中に鳴笛の様なものが付いていて
腹のみならず、ボディのあちこちをぎゅぎゅぎゅっと握ると
♪ ぴぃ〜〜ホェ〜 っと何だか気の抜けたような音が今でもちゃんと鳴る。



当時、満1歳になりたての私はコレが相当なお気に入りだった様で
年がら年中ニギニギしながら、♪ぴぃ〜〜〜ホェ〜 の音を面白がっていたらしい。



しまいにはとうとうキューピーの頭をもぎ取り、手足にかじりつき…と
相当な可愛がり方をしていたみたいだが
この子もとうとう45才になったか・・・としみじみ眺めてしまった。



さて。
2011年4月24日、である。



今年はなんと!めでたいことに今日がイースターなのよね。



本物の20代の頃、某所で歌のバイトをしていた時
教会学校とやらに通っている子供たちから
「どうぞ」 と可愛らしい包みを手渡されたことがある。



透明な小さな袋の中には色鮮やかにペイントされたゆで卵がひとつと
イースターおめでとう!』 と書かれた小さなカードが入っていた。



当時は全然キリスト教のことなんて知らなかったので
突然手渡された小さなプレゼントを眺めながら
教会って、なんだか随分楽しそうなところネ…と思ってしまった。



なので、イースターというものが 「キリストの復活祭」 と知ったのは
ずっとずっとず〜〜っと後になってからのことだった。



かの地においては、日常の中での色々な習慣や宗教の習合などと深く結び付いて
「復活」 を象徴するものがあれこれ生み出されてきたのだろうけれど
日本ではまだ、クリスマスほどは十分に知られていない。



それでも近年は、輸入雑貨のお店などの店頭に
クリスマスに次いでイースターにまつわる商品が並べられるようになってきた。



深い意味なんて知らずに私も時期になるとあれこれ選んで
玄関に飾ったり、友人たちとプレゼント交換をしてみたけれど
いのちの誕生や生命の躍動ってことを考えると
動物たちのみならず、植物たちの芽吹きにもぴったりと結びつくんだろうね。



冬が終わりましたよー。
いのちよみがえる春ですよーって。



ウチのバルコニーの植物たちは、昨日の物凄い風雨に煽られて
ヨレヨレになっているものもあるけれど、陽が照りゃ自力で枝をもたげて葉を広げる。
その力強さにはいつも見ていて感心させられる。
凄いよ、ホント。



年に一度のめでたきイースターの日。
そして、今日は私も新たな年齢への第一歩。
どんな一年になりますやら・・・ネ。



私は人生の中で 「花」 なんて咲かせられないけれど
誕生花の如く、どこでへし折られても土に挿せばすぐにつき
根を張っていくゼラニウムの様な日々を送っていきたいと思っている。



大事に育てりゃ、細い枝とて太くなる!のよ。
そしてこの植物は葉を広げりゃ 「虫よけ」 としても重宝されるんだから
私もいつかどこかでお役に立ちたいもんだ。。。



はいはい?
そもそも 「イースター」 ってなんぞや・・・って?
そんなお方はココを読んでちょーだい→



知識の宝庫 : wikipedia が、きっとあなたの知的欲求を満足させてくれるはずよん。



因みに来年のイースターは4月8日だそうな。
うぉ〜〜〜〜この日は甘茶の日!
・・・っていうかお釈迦様の誕生日やないかーい。



こりゃ、今年以上にメデタイ日になりそうだわね。
きっと世界中でとんでもなくイイコトがいっぱい起こるかもよ^^



さ〜て、まずは私、イースター用に卵を茹でよう〜っと♪