25年、ひと区切り

昨夜遅く、久しぶりに 「緊急地震速報」 を携帯が受信した。
あのサイレンの様な受信音には、いつも驚かされるが
かなりの確率で 「強い揺れ」 を体験することはない。



今回もまた、ぴくりとも揺れず、ホッ。。。



それでもね・・・
余震は頻繁に来る。
スーパーにお米やパン、納豆にヨーグルトなどが戻ってきても
大きな揺れではなくても、地震は毎日起こっている。



さて。
昨日の昼間、母と夫と一緒にコンサートに行ってきた。
会場は、家から歩いて5分程のところにある大宮ソニックシティホール。



由紀さおり安田祥子さんのコンサートよん♪



おふたりの歌声は、いつ聴いても素敵だな〜って思うけど
この姉妹コンサートも25年が経ち(←凄っ・・・)
「一旦、区切りをつけましょう〜」 ということで
今回がファイナル、となったらしい。



・・・残念っ。



お姉ちゃんと最初にお会いしたのは
当時、聖路加病院の礼拝堂で行われていた
“ Sing-in Messiah ” の演奏会だった。



私は社会人になりたてで、趣味で合唱を始めた時期だったけど
当日、会場準備のお手伝いをしていた時
ソリストの方々のリハーサルを間近で聴かせていただく機会に恵まれた。



礼拝堂に響き渡るその澄んだ歌声を聴いて
す、凄い……と言葉も出ず、驚いて動けなくなったのを覚えている。



そっか。。。
あれから約四半世紀が経つんだぁ〜。



コンサートでは♪赤とんぼ を聴き、♪ トルコ行進曲 を聴き
2時間半の演奏をたっぷり楽しませていただいたけど
ゲスト出演として、若い男性のユニット Hamori-be という二人組が登場〜。
彼らもなかなかの実力者である。
(コンサートがあれば、行ってみたいナ^^)



ふと、世代交代・・・という言葉が浮かんだ。



どんな世界においても、分野においても
実力も体力も永遠に与えられているわけではないんだなぁ〜と
ある意味、どうにもならない現実を突き付けられたような気がした。



年に一度、安田姉妹のコンサートを心待ちにし
素敵な歌声を聴くのが楽しみだったけど
そっか・・・ファイナル、ね。



終演後、人の波が引くのを待ってから
ちょこっとだけ、ご挨拶をさせていただいたけれど
機会があったらもう一度、どこかで聴けたらいいなぁ〜。



コンサート終了後の舞台・・・。

ついさっきまで見事な音色を奏でていたグランドピアノ。



「楽しかったナ〜」と思いつつ、帰途についた。



私の合唱歴もほぼ四半世紀。
一旦、区切りをつけよう・・・と決心したことも
なんとなく間違いではなかったナ〜と思うこの頃である。