成長

夫の部屋の片づけが一段落・・・。
ヤッタ〜!(拍手) \(^0^)/



結局、彼が仕事に行っている間
私が時間を作って、せっせせっせと 「要る物だけ」 を選り分け
あとはニンゲンとお金以外は、思い切って全部処分した。
ウヒ〜、スッキリ!^^



以前、宿舎に住んでいた時も
ちょっとでも興味をひくものがあれば
「後で観るからとっておいて」 「そのうち使うから捨てないで」 と
実に沢山のモノを家に持ち込み、片付けもせず…で大迷惑をこうむった。



引越しの時も、母に応援を頼んで
何とか退去日までに処分するものはしたけれど
価値観や性格というより、こういうのって
「こだわり」の問題かもしれないなぁ〜って思った。



やっぱり、自覚って必要なのかもね。
散々、怒られてもサ、ほとぼり覚めれば
また同じことを繰り返す。。。
これでは何も変わらない。



彼はいつも甘えが根底にあったんだと思う。
そして、何でもそうだけど
いつかは「ここまで」 と区切りをつけさせられる時って来るんだね。



夫のダイエットのこともそうだった。
好き勝手に食べ放題をしていたのも、去年の10月まで。



さっき、体重計のメモリーを確認したら
今月に入ってから数回、ちゃんと69キロ台になっていた時もあり
おやまぁ、と思った。



夫ったら、言わないんだもん。
知らなかったわよ。



さて、その夫クン。
先日、知人のところで不幸があり
葬儀に参列することになった。



戻ってきてから、ボソッと言う。
「あのさ、ボクの黒いベルト知らない?
5月の演奏会の時もなくってサ、ノーベルトで本番にあがったんだけどぉ」



・・・そういわれてみれば
透明なビニール袋に無造作に突っ込まれていたベルト、確かに見たぞ。
でも、出してみたら表面同士がべったりくっついちゃって
見事にハゲハゲになっていた。
これでは、もう使えないだろう〜と捨てちゃったのよね。



何で早く言わないのよ!と、夫と共にウチの御用達:紳士服の○○○へ。



とりあえず、商売上手な店員さんに勧められるまま
黒いベルトともう1本、仕事用のものを購入。



・・・しっかし、ナンだね。
さすが相手は販売のプロ!
今なら特別価格にて、5千円までのベルト2本とワイシャツ1枚で
12000円にしてくれるという。



そうですか〜と、折角なので
いつもは 買わない 買えない5千円のワイシャツを1枚購入。
更には、ズボンも2枚で1万円でいいですよ、と言う。



去年まで、夫のウエストも108センチ!とまさに煩悩の数だけあったけど
今は91〜94センチサイズのものが履けるようになり(それでもまだまだだなぁ〜)
108センチ仕様の手持ちのズボンがかなり緩くなってきた。
「この際だから、面倒くさがらずに買いなさい、買いなさい」



それを聞いた販売員のお兄さんが、間髪いれずにこう言った。
「エートですね。こちらの商品はアジャスターが付いておりまして
多少の変動が利くようになっております。
今は夏場ですから、ビールを飲まれます方は少し成長される方もおりますし
逆に食欲が落ちる方はサイズダウンされますが
どちらにも対応可能となっておりまして〜」



わはははははははは!!!!!!!



夫は一切アルコールは飲まないが、下腹だけぼぼ〜んと突き出ているの。
手足も細いから、まるで洋ナシみたいな体型よ。



「彼はビールは飲みませんし、今、思いっきりダイエットさせていますから
サイズダウンは歓迎だけど、腹回りの成長なんてさせませんよ」と
突っ込んじゃった(笑)



でもまぁ、働いて収入を得てくれるのは夫。
彼自身にもある程度の投資は必要だモンね。
安いものより、履きやすいものを選びなさいね、と
そこそこのものを見繕ってもらい、2本だけ買ってきた。



靴も靴下もいかがですか? 今なら特別価格で・・・って言われたけど
靴はまだ3足あるし、靴下もある。
「今日はこれだけで」 と会計を済ませて帰ってきたけど
たまにはいいもんだね。こういう買い物もサ。



今までは何かを買ってきても、帰宅して自室に戻った途端
夫は袋のままその辺にぽん!と積んでおくだけで
開けも広げもしなかったけど、流石にモノがなくなると置き場もない。



ちゃんと自ら袋を開けて、ハンガーにかけるものはかけ
値札を取って片付けるようになった。



伸びていた髪もスッキリと刈ってきて
ちゃんとすれば、なかなかじゃないの〜って思う。



常に私も一緒に居られるわけではないから(そりゃそうだ)
いちいち細かいことまで言えないけれど
子供もペットもいない我が家は、常に向き合うのはふたりっきりだ。
お互いに相手にストレスをかけないことも、共同生活をする上で
いい関係を長持ちさせる秘訣かもよ〜と思ってしまう。



雨降って地固まるっていうけれど
ひとつひとつ、固められていくといいね。