Go back to Japan 〜♪

思いつきのふらり旅も最終日。
地図もガイドブックも何も持たずに来てしまったけれど
細かな計画に縛られることもなく・欲張ることもなく・・・
あぁ、旅って、これでいいんだなぁ〜なんて思ってしまった。



それにしても、韓国の若い世代の人たちは
見ていてとても気持ちがいい。
露出が多すぎる服など着ていないし、メイクも濃すぎず薄すぎず
綺麗に整えているなぁ〜と見とれてしまう。



学生たちも制服を着崩すこともなく (←アタリマエのことなんだけどね)
男子も女子もきちんとしているな〜と思う。
第一、公共の場や乗り物の車内で、大声をあげて群れて騒いだりしない。



時差もなく、同じ髪の色・目の色・肌の色を持つ民族なのに
海を越えて2時間飛行機で移動しただけで、こんなにも違うものかと
あ然としてしまった。。。



「ネーネー、これ、超〜〜〜可愛くね?」
・・・あぁ、始まった!と、その言葉を聞いて心が一気に重たくなった。
どうして今の若い日本女性たちは、好んでこんな言葉を使うのだろうか。



「あ〜ぁ。カネ使いすぎたかもナ〜。
欲しいモンいっぱいあるのに、もう買えねーって。やばくね?」
「ヤバいよ〜。そしたら、親からまたカネ貰っちゃう?
それともカレシにねだっちゃう?」
「あ、カレシ、いいかも! 買ってくれなきゃ別れるって言っちゃおっか〜」
キャハハハハハ!・・・だとサ。



彼女らの話を聞きながら思った。
私は今回、いくら使ったんだろ ? と。



前回両替した分の残りが₩130000位あったのだけど
財布の中には₩5000位残っていた。



考えてみれば、一番高かったもの…は
新世界百貨店の食堂街で食べたランチの料金。
サムパッ (ご飯と焼肉を野菜で包んで食すもの) :₩12000〜。



エゴマの葉や茹でキャベツ、生の白菜・サンチュやレタスに
ご飯と焼肉をのせ、焼き味噌をちょっとつけて食べると
ホントに美味しくて、沢〜山食べてしまう。



忙しいとついつい食事を抜いてしまうことが多いけど
ご飯のバリエーションが豊富で、しかも美味しい!とあらば
やっぱり、食べることに対する執着も愛着もわいてくるんだろうね。



帰路は、予定より少し早目に成田に着いた。



午後から用事が入っていたので、キャリーケースを持ったまま
大急ぎで約束の場所に直行した。



3時間あまり、室内での会話がメインだったので
キムチやにんにくを沢山食べて来た直後だっただけに
私が喋るたびにみんなクサカッタだろうなぁ〜〜〜って
何だか申し訳ない気がした。



用事を終えた後、少し時間があったので
その会場内で運びたてほやほやのキムチを袋から出して振舞ったのだが
一瞬にして特有の香りが室内全体に広がってしまい
顔を見合わせて大笑いしてしまった。



「次にこの部屋を使う人たちに、何だか申し訳ないネ」と言いつつ
食べる手がそれぞれに止まらない。
「美味しい、美味しい!」って喜んで食べてくれる友人たちの笑顔が
やっぱり、とっても嬉しかった。